木の枝の先

140文字以上書きたくなった時に

"ART NEEDS HEART BEATS"とロコ

5th直前ですが、自分なりのART NEEDS HEART BEATSの解釈を書いていこうかなと。

とりあえずこの歌を理解する上で重要なコンテクストはこのあたりだと思われます。

f:id:haruroko03:20180528171050p:plain

f:id:haruroko03:20180528170837p:plain

この2枚のセリフ+、リリイベで言及されていた、友達っていいね!というロコの思いと、みんなと一緒にステージをつくりたい!という温姫さんの思い(ステージをアートと読み換えることもできますね)を踏まえて歌詞をみていくと、よりしっくりくるのではないでしょうか。以下、よければ歌詞カードをお手元に置きつつ、お付き合いください。

 

・センシティブな〜ピースフル

レッツメイク・ショウタイムとあることから開演前の昂りでしょうか。

どんなアート(ステージ)を創ろうかとワクワクしているロコがうかびます。

インスピレーション→ステージ→インスピレーションの正のフィードバックともとれますね。

シュールはお笑いなどでのイメージが強い方が多いでしょうが、ここでは非日常、非現実という意味でしょうね。確かにライブは非日常的で、だからこそ特別なインスピレーションを得られるのでしょう。

 

コンパウンド〜エクスプレッション

パッとわかりづらい単語(主観)はコンパウンド(compound:〜を混ぜ合わせる)くらいですかね。ステージ、オーディエンス、ミュージックが、揃ったコール&レスポンスによる一体感で新たな波が生まれるよといった感じでしょうか。

 

・フィックス〜エキサイティング

ペンディング(pending:未決定の、保留の)、アライアンス(alliance:連合、提携)

パッションを留めることをせず、ステージを通してそれを昇華することによって見たこともないような素晴らしい光景をつくるよ!(つまり、劇場って刺激的!)

理系っぽく言えば、エネルギー準位の高くなった、会場に渦巻くパッションをもとに、ステージとロコのシンクロという触媒を使って化学反応を起こし、I'VE NEVER SEEN なワンダフル・シーンをつくりあげるのです。

 

サビはまとめて後述します。

 

・クロージング〜ブラッシュアップしちゃいます

人付き合いが苦手だったロコが...

アイ・ドン・ノウなパーソナリティにシェイク・ハンド・プリーズ......

泣きそうです。多くの方がおっしゃっているように、ラプンツェルイベってやっぱりロコの過去の比喩だと思うんですよね。

以前はインディーズで活動していたというセリフもありましたが、ある程度閉塞的なコミュニティの中での活動だったのでしょう(妄想)

そのロコが...ほんとに...

 

・こっそり〜ロコナイズ!

ジャック・イン・ザ・ボックスっていうのはびっくり箱のことらしいですね(知らなかった)

ロコにとってのロコナイズっていうのは、自分の持ってるプレイリスト(こっそりサプライズも加えて)のワクワクに従って生まれたもの。ここでいうプレイリストとは、今までの経験と捉えています。自分が体験してきたことのワクワクを源泉とするだけで、これまでにないようなロコナイズができてしまう。つまり、誰でも自分だけの〜ナイズができてしまうんだよ、自分を表現できるんだよ、ということをロコを言いたいのではないのでしょうか。

 

サビ

一人じゃきっとキャンノットなんだね

描ききれないアワー・イメージ!

ここです。I→L、SIとソロ曲を2つ歌ってきたロコですが、それらの曲でロコが手にしていなかったもの、考えていなかったもの、つまりそういうことなのです。"みんな"とつくるステージ、アートが今のロコにとってはとても大切なものとなっているのです。

1番サビ、Colorful Daysが思い浮かんだのは私だけではないでしょう。

みんなそれぞれ自由な色でペインティング、描いてみよう、キャンパスは無限に広がっているんだ。

テーマはいつもスマイル・ニュー・アート

ここでTYSのセリフを見返して見ましょう。"みんなの"スマイルなんですよね。いやー、ほんとに。

2番サビ

EVERY SENTENCE THAT MY FEEL

そうでなきゃミーニングなんてナッシング

人から借りた言葉ではなく、自分の言葉で表現しようということですかね。

ロコは、アートを通して作り手の気持ちが伝わってくるということを大事にしているというのが伝わってきますし、テキストを読む限り、実際そうだと思います。

一緒に、一緒に、創りたいんだって歌詞ほんとすき。言いたいことはこれですよね。ロコの気持ちが詰まっています。

ラスト、I NEED YOUR HEART BEATS!

ロコって時々ほんと素直に好意を伝えてきますよね。

そんなところもすきです。

YOUR、あなた(P)の、なのか、あなたたち("みんな")の、なのか、答えはきっと両方でしょう。

 

ART NEEDS HEART BEATS

 

アートには生きている鼓動が必要なの。誰でも感じたことを臆せず、素直に表現すればいいんだよ、それがアートなんだ。私もみんなと一緒に創造して、その笑顔を受け取ることで、もっともっと新しい世界へ、信じて飛び出すことができるんだよ。ひとりじゃ出来ないコトも、みんなと一緒なら。

 

ミリオンライブ!では、サービス終了直前に覚醒後に◯◯アイドルという名前になるカードが全員分追加されていました。ロコは"クリエイティブアイドル"です。create、創造、その言葉はロコにとってどんな意味を持つのでしょう。

クリエイション・ライフ・ゴーズ・オン!ネバーエンディング!とロコは歌います。彼女はきっと、素敵な夢を、世界を、これからも創り続けていくのでしょう。